Today's verdict is a triumph of our legal system and the application of our nation's laws against those who breach them.


証券詐欺や米証券取引委員会(SEC)への虚偽報告などで起訴されていた元WorldComのCEO、Bernard Ebbers氏に対する評決が言い渡された。上は、ゴンザレス司法長官が評決煮対して発すたコメントだ。「自国の国司法制度の勝利」と誇らしげである。

7人の女性と5人の男性からなる陪審員はすべての起訴事実において有罪と結論付けた。最終的な判決は6月13日に下されるが、最大で85年間という懲役刑、63歳のEbbers氏にとっては終身刑と言っても過言ではない。牛乳屋さんから巨大企業のトップに上りつめたEbbers氏は刑務所で最後を迎えることになるかもしれない。

1998年に当時としては世界最高(400億ドル)でMCIを買収し、一躍時の人となった。その後2002年の110億ドル疑惑から同社を破産に追いやり株主に多額の損失をさせたとされている。

主任弁護士チームは早速控訴する方針を打ち出しているが、日本でも同じような事件があったばかりなので気になる。

アメリカ金融危機のときもそうだったが、ホワイトカラーの犯罪にも厳しく足し所するアメリカを印象付ける格好になった。それに比べて西武の堤元会長への罰則はあまりにも軽くないだろうか。